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頭がいい人、悪い人のビジネスメール

まえがき

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まえがき

頭がいいか悪いか、話してみれば分かる、と言う人がいます。
ほんとうに、そうでしょうか?
あなたにも経験かあると思います。話して分かるのは、話し方がうまいか下手かくらいなものです。
その証拠に、入社試験で、30分以上も面接したところで、頭かいい悪いどころか、性格すら分からないことが多いのです。面接試験とは別に、筆記試験が行われることが多いのは、その証拠でもあります。

では、頭がいいか悪いか、知性があるかないかを判断する、一番適切な方法は何でしょうか。その人が書いた「メール文」を読んでみることです。
性格も文章に反映されますが、知性があるかないか、最もストレートに分かるのが文章なのです。
メール文には、伝達すべき内容があります。そして、伝達すべき内容を、できるだけ端的に述べる必要があります。頭がどの程度いいのか、知性がどの程度あるのかが、これらの中で、自然に現れてしまうのです。

考えてみると、これは、とても怖いことです。
なぜなら、学生にとっても、ビジネスマンにとっても、メールは、なくてはならない存在だからです。毎日あなたが送信するメールで、あなたの頭の良しあしや、知性までもが判断されているのです。
これが会話なら、もう少し、なんとか対処の方法があります。相手の表情が分かるからです。
あっ、ちょっと言いすぎたかな、もしかしたら分かっていただけなかったかも。こんなふうに、相手の反応次第で内容を修正することができるからです。

しかし、メールはちがいます。
相手の表情が見えないだけに、誤解を受けやすい、あるいは失礼な、とんでもないメールを送信してしまうことが、少なくないのです。
こうなると、「頭が悪いヤツだ」、「なんてダメな人間なんだ」との評価が固定化されてしまう恐れがあります。

本書では、困ったメール、失礼メール、意味不明メールを集めて、数多く紹介しております。そして、困ったメールを嬉しいメールに、失礼メールを丁寧メールに、意味不明メールを明快メールに、簡単に修正する方法を紹介いたしました。。
さらに、間違いやすい「メールでの敬語」を、あわせて取り上げています。

私の文章塾でも、このところ、「ビジネスメール講座」に人気が集中する傾向があります。メールの重要性を、企業が、あるいはビジネスマン自身が強く意識している結果だと考えています。
本書には、文章塾で受講するすべての要素が網羅されています。大いに役立てていただきたいと思います。

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